海外FXを利用している人は税金に気をつけよう

1、海外FX利用している人は要注意

FXには国内業者と海外業者がいます。英語などがわからないと海外業者を利用するのはむずかしいかもしれませんが、国内業者にある規制が海外業者にはないので、一攫千金を狙う人は海外業者を利用する傾向にあります。

そもそもなぜ一攫千金を狙うなら海外業者が良いのかというと、その最大のメリットはレバレッジの高さにあります。国内では個人のFXだとレバレッジの限界が25倍に制限されています。しかし海外の場合は、日本国内におけるFXの規制対象外なので、100倍を超えるレバレッジでも可能です。そのことから国内業者では物足りない人が、海外のFXに手を出すのです。

レバレッジが大きいということは、それだけ儲けも出やすくなりますが、損をする時も大きくなります。しかし国内では考えられない利益が出るというところに魅力を感じる人は多く、また勝てるようになってくると利益をもっと出したくなるので、最初は海外業者を敬遠してきた人でも、次第に海外業者を利用するようになります。

実際にリスク管理ができているのであれば問題はありませんが、ここで気をつけたいのは、税金の問題です。レバレッジなどの規制がないということは、日本の法律とは別のルールが適用されていることになります。そのため国内業者と同じような税金の計算方法が通じないので、そのままの申告をしていると脱税になってしまう場合があります。

2、申告分離課税と累進課税

国内のFX業者を利用しているなら、どれだけ利益が出ても税金は一律20%になっています。しかし海外のFX業者は、全部で6段階の累進課税になっています。これは海外の業者は日本の金融庁の認可を受けていないため、その利益は雑所得になっていることが理由です。

先に書いた6段階とは、195万円以下の15%から始まり、330万円以下の20%、695万円以下の30%、900万円以下の33%、1,800万円以下の43%、1,800万円を超えた場合の50%となっています。

利益自体が少なければ、実は国内業者を利用するよりも税金が安くなるところにも注目したいのですが、各段階に応じて増える税率もバラバラの上がり方をしているところに注意する必要があります。高レバレッジのため利益を出しやすいのですが、利益が出るとそれだけ税金も高くなってしまい、最終的には半分も持って行かれてしまいます。1,800万円を超えるともなるとなかなかいませんが、このように海外のFX業者を利用する時には税金の計算方法自体が違うところは覚えておきましょう。

3、国内業者との併用に注意

同じFXであっても、海外業者と国内業者とでは税金の扱いが異なります。そのため損失を繰り越せないところにも注意する必要があります。片方の業者を利用していないというだけならともかく、リスク分散のために海外業者と国内業者を同時に利用している場合は、損益通算ができないのです。

原因としては海外業者を利用しての利益は雑所得になるからなのですが、これは国内FX業者以外でも同じことが言えます。国内業者を使って、株などの取引を行っている場合でも、海外FX業者とは損益通算ができません。しかし同じ雑所得となる利益とであれば可能なので、どのように分類されているのかは確認しておきましょう。

海外FXの税金は、基本的に国内業者のそれとは別物だと考えてください。一番気をつけたいのは、知らないからそのまま同じように申告をしたり無申告で済ませようとしたりすることです。追徴課税や逮捕されてしまうこともあるので、税金については間違えないようにしてください。せっかく利益を出せたのに、税金のことを知らなかったばかりにこのような目にあってしまったら目も当てられません。

いかに得をするのか、いかに損をしないのかを考えるのが、投資では必要なことです。しかしそれ以外に税金などの面倒な部分も把握しないと、トラブルの原因になってしまいます。いったいどういう特徴があるのかをしっかり勉強して、どんどん活用できるようにしていきましょう。

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